なんとなくしっくりこない、、

なんとなくしっくりこない、、
20年以上の付き合いのペルー人家庭。困ったときには連絡がきます。
日本語が得意でないので、通知がくるとわからないのでヘルプを頼まれます。

現在その家庭は高齢者である両親と病の息子の3人家族で生活保護を受給
しています。先日連絡があって行くと、生活保護管轄のところから書面が届い
てそれが何かわからない、ということでした。見てみると家族の資産状況の
調査のための回答用紙(アンケート)でした。

土地、株式、不動産を所有しているか、とか、預貯金の残高、そして現金を
いくら所有している等々。もちろん自己申告です。(用紙には自己申告と実際
が異なっていたらなんとか、、とか書いてありますが。。。)

本人たちに内容を通訳して回答をしましたが、なんか、、、このやり方が有効
かどうか疑問に思いながら。。。支援を支給しているのですから行政が直接
調査する権利もあると思いますし、皆の税金ですから正しく支給されている
ことはこのようなやり方では、、、としっくりきませんでした。。。
(そして、支給額を見て、、、、国民年金でぎりぎりで暮らしている高齢の方と
 比べて、、、う~ん、、、って感じです。支給以外に医療費も免除ですからね。)

外国人同士のなかでも「ずる」をする人たちには我慢できない、という気持ち
少なくありません。以前、生活保護をもらっているブラジルの人がアジア方面
に出国して民芸品を購入して日本で売っているから、という訴えがあって行政
に「受給者のパスポート確認をしてください」と申し上げたことがあります。
(その際言われたのが、日本人にもパスポート確認をしてないので出来ないと
 いうことでした。。。)

本当に困っている人たちの救済に当てられることを願います。