嬉しい言葉

嬉しい言葉
友人の誕生日のお祝いを買うために花屋さんに立ち寄りました。

送り状を書いていると、「えっ?ムンドの松本さんですか?」と聞かれて、
「はい」と答えると、「随分前に松本さんの話を聞いてからずっと会って
なかったし、マスクでわからなかった」とおっしゃって、続けて、「あの時
松本さんがおっしゃっていたこと、今でも覚えてますよ。日本のために
学校をやっている、日本を好きになってもらいたい、って松本さんが言った
こと、私もその通りだと思ったからです。そんな子たちが日本から様々な
国に巣立っていったらいいですね。」とおっしゃってくれました。

私は、「いやー嬉しいです、外国人学校で仕事をしていると、日本に軸足が
あると思ってもらえないことが少なくないですから。」答えました。そして、
「ほんとに嬉しいです。私が大事にしていることに気を留めていただいて、
覚えてくださっていたこと、励みになります。」と伝えました。

出稼ぎの親に帯同して来日した南米の子どもたちが、日本語がわからず、
日本に来たがために勉強ができなくなった、苦しい思いをした、ことになら
ないよう、日本に来てよかった、日本でよかった、と思ってもらえるよう、
そして、自らの将来に夢がもて自己実現できるようにと日々願っています。
自己満足ですが、私はこれを「草の根的小さな外交」と勝手に思っています。