ダブルリミテッド

ダブルリミテッド
言葉が話せても読み書きができないこと、想像できますでしょうか。。。

周りの人たちは話せるから読み書きできると思ってしまいがちですが、
話し言葉と学習言語は違うのです。そして、読み書きができないという
ことは学習ができない、そして、思考もできない、ということです。

一つの言語を母語として定着させておかなければこのような状態になって
しまうことが多いのです。

このダブルリミテッド(母語も日本語も両方の言語が中途半端)の問題は
かなり深刻です。早い段階であればリカバリーも難しくはないですが、
義務教育課程が終了する頃にはかなり大変な問題となってきます。

ムンド校の進学実績、キャリア教育が実を結び自分の夢を叶えることを
実践している卒業生が増えると、ムンド校では本人が頑張れば母国語
も日本語も習得できるようになる、との口コミで中高生からの編入・転入
が増えてきています。その中の多くの子どもたちがこのダブルリミテッド
の問題を抱えています。

中高課程から卒業して社会に出るまでの期間は長くありません。その間
にどちらか一方の言葉で学習を確立し、将来自己実現できるサポートを
しなければなりません。子ども本人も指導者側も大変なことです。

ムンド校の新たな挑戦が始まっています。