自我で応答せず気持ちで答えると。。。

自我で応答せず気持ちで答えると。。。


生徒たちに注意する時、自我から応答すると必ず「こうしなければならない」とか、「そうすべきだ」という考えが浮かびます。確かにそれは正解の一つであるかもしれません。

しかし、そこに相手を想う気持ちがないと言葉は言葉でしかありません。薄っぺらいものになってしまいます。

注意する事柄について、それをしてはいけないこと(日本の社会通念上)、そうするとどうなるか(本人の不利益につながること)、そして、伝える側の想いをのせることで通じるように思います。

ある生徒から手紙をもらいました。勉強している日本語で一生懸命伝えようとする気持ちがよく表れていました。

「いつもあきらめないで私たちを守ってくれてありがとうございます。(中略)私たちは日本にいるから日本のルールを守らないといけないと思います。
日本語も学ばないといけないと思います。だから私もこの学校が一ばんにならんくてもいいから、いい学校になるように私にできることをやります。」

心が温かくなる手紙でした。サイコーですね。こちらが「ありがとう」です。

ムンド・デ・アレグリア学校HP
http://www.mundodealegria.org