弱い自分
2020年04月24日
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「人間は弱いものだ」、この言葉は私の大尊敬するある企業のトップの方で、これまで数々の苦難、試練を経験し常に前に進めてこられた方に、私が弱音を言ってしまった時にかけられた言葉です。
凡人である私にはその方の精神力が知りたくで、その方に、「経営者は孤独だと思うのですが、どのように自らをコントロールされているのですか?」と質問した時に、「人間は弱いものだ。でも、自分が会社に行かないと太陽は昇らないと毎朝自分を奮い立たせている。」とおっしゃいました。何とも人間的でありそして同時に人間的でない何か超越したものを感じたことを記憶しています。そして、「おまえは女なんだからわからなくていい。」と私に言ってくれました。私はこの言葉にとても温かい、深い思いやりを感じました。この言葉だけを取り上げると、女性蔑視等の賛否両論があるかもしれませんが、それはその言葉が放たれた状況、人間関係(信頼関係)、いろんな要素が絡みますから、私が感じた「優しい、思いやりのある言葉」に間違いないのです。
また、個人的意見が分かれることではありますが、私自身、男女平等という言葉は嫌いではないですが、女性の役割、男性の役割があるからこの世に男と女が存在するのだと思います。ずるいかもしれませんが、私は女であることに甘えることも少なくなく、それが自分にとって心地よいからです。
弱い自分を認めて、女であることに甘えて、私はそれで自分で自分をオッケーにしています。自分を攻撃することや、自らに刃物を向けることは愚かなことです。自分の最大の味方は自分なんですから。
ムンド・デ・アレグリア学校HP
http://www.mundodealegria.org/