経営と教育
2020年03月09日
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「経営」というところではコストを下げること、赤字経営にならないよう努力は必要です。「教育」というところでは質の向上に努力が必要です。両方の目的を達成することはなかなか難しいものです。
教育の質を上げるにはどうしてもお金がかかりますし、投資は必要です。コスト削減ばかりにとらわれると、この投資が出来なくなります。
ムンド校は月謝と補助金とご寄付によって成立しており、どれも確実というものでもありませんから不安定な状況ですし、常に胃の痛い話です。
以前より遅延はあっても月謝の未納は少なくなり、未収のままいなくなる生徒も少なくなりました。出稼ぎで来日した親たちの子どもたちですから、親たちの状況が変わればすぐに子どもたちに影響します。(リーマンショックの時に多くの保護者が解雇になり失業し月謝が支払えない状況で、両親が共に失業している家庭の子どもは月謝をとらず継続しましたので学校の経営はかなり苦しいものでした。)
先日も突然勤めていた派遣会社が倒産して給料未払いになり月謝が払えないと相談に来た保護者、また、家族が病気で急遽母国に帰国するため月謝が払えないからこれで何とかならないかと子どもが使用していた学校のジャージを月謝の代わりにと置いていった保護者、、、受け入れるしかないんです。。。
ムンド・デ・アレグリア学校HP
http://www.mundodealegria.org/