親の影響

親の影響


子どもにとって育つ環境の中で幼少期から受ける親の影響はかなり大きなものです。目には見えてこないので余計に事は重大です。特に「毒」と呼ばれる親の元で育った子どもたちは「我慢」「自分が悪い」を刷り込まれ、親の誤った価値観を植え付けられ、その後その見えない「敵」との闘いで苦しむことになります。

小さい頃の子どもにとって「親」は絶対であり、正しいものだと思ってしまいます。親自身は子育ての中で自身が親となっていく成長過程であるわけですから自身の間違い、責任、影響を考える必要があるはずです。子どもは親の従属物ではありません。

子育てにマニュアルはありませんが、少なくとも子どもに対する「無償の愛」は不可欠で、出来る範囲での「自己犠牲」は必要だと思います。

「毒」と称される親の影響が子どもに出たことがわかる時にはかなり深刻に子どもの心をむしばんでいることが多いのです。「生んでやった、育ててやった」というフレーズが聞かれた時代もありましたが、「生まれてきてくれてありがとう」と思える親になりたいものです。子どもは弱者です。



ムンド・デ・アレグリア学校HP
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