嬉しいこと

嬉しいこと


担任クラスであればクラスの生徒一人一人の特徴や性格がわかりやすいですが、担当をもたないと300人近くの生徒一人一人を詳しく知ることにいろいろきっかけが必要です。

生徒の悩み相談を受けたり、生徒の参加する学校行事での役割を観察したり等々。

ムンド校では外部の方々との交流やご支援頂く団体へ出向くことも少なくありません。その際、全校生徒の参加は難しいので通常はクラス単位になります。そのような活動の時に同行すると、そのクラスの子どもたちの様子、雰囲気がつかみやすくなります。

昨日そのようなイベントがあり、高校1年生のクラスが参加しバス移動中に生徒たちと話すことで、普段は廊下で会っての挨拶程度ではなかなかつかめない各生徒の雰囲気がよくわかりました。一人の生徒がまだそれほど得意でもない日本語での発表があり、バスの中で練習をしていましたので、一緒に練習を手伝いました。結果、発表は練習の時よりうまくいき、本人に、「すごくよかったね」と声をかけましたら、にこっと満足な笑顔でした。学校に戻ると、その生徒が職員室に来て、「先生、今日はありがとうございました!」と。その生徒の嬉しそうな顔が忘れられません。きっと、今日のことが生徒の自信につながったのかと実感しました。嬉しいことです。


ムンド・デ・アレグリア学校HP
http://www.mundodealegria.org/