言葉が通じない
2019年07月05日
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高校2年生の生徒がまた一人働きながらブラジルの通信教育を利用するからと退学していきました。ブラジル本国では18歳を超えて高校課程を修了していない人が高校課程を修了できる通信教育があります。
通信教育でも勉強の内容は網羅しているのでしょうけど、高校時代に学校生活を送ることで、生涯の友人が出来たり、学校行事の思い出、そして何よりも自らの進路をじっくり考える時期です。
この高校3年間の大切さをどれだけ説明しても、学校に通わせてくれている両親がいても、その両親が学校を辞めることを承諾してなくても、これまでの学生生活のコンクルージョンであっても、どう説明しても本人に通じません。当然、経験したことのないことはわからないものです。経験者の意見に耳を傾けた方がいいことも多いのですが。
共通の言語を使っても「言葉が通じない」ことは少なくないですね。それは、「想いが伝わらない」ということです。
ムンド・デ・アレグリア学校HP
http://www.mundodealegria.org/