言葉と習慣

言葉と習慣


人にもよりますが、往々にして外国の人たちの喜怒哀楽の表現ははっきりしているように思えます。従って、言葉もその表現に伴いますので、日本人にとってはとてもきつく感じることも度々です。逆に、喜びに関しては表現が大ですから気持ちのいいものでもあります。

以前、あるペルー人の母親から学校が意向に添えない理由で、かなりきつい言葉で言われたことがあります。理不尽なことでしたが、日本人的には我慢して沈黙で見過ごすことがよいところでしょう。しかし、相手の文化に合わせると嫌なことも言葉にしなければなりません。慣れてないですから、あと味は悪いですが。

日本語に翻訳すると、「二度と敷居をまたがないで。おととい来たら。」みたいな表現をしましたが、日本人との関わりで使ったことのない言葉です。日本語では出来ない表現、そのような状況にならない、ですが、言葉が変わると習慣も変わりますので、人格もかわるのでしょうか。。。。(日本語では決してしない表現をすることが少なくはないですね)

そんなことがありましたが、後日何もなかったようにその母親は別の依頼で学校にきましたが。これも日本人同士ではあまりない経験です。