いい意味でも悪い意味でも
2018年02月12日
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日本に出稼ぎに来ている人たちの子どもたちの学校ですから、なるだけお金のかからないようにと努力しています。その意味では学校設立当時、制服もお金がかかるので私服での登校にしようとも考えましたが、知らない国で事件や事故に巻き込まれた時にすぐに身元がわかり助けてもらえるようにと制服を作ることにしました。学校の登下校で制服を着ていればどこの学校の生徒かわかりますし、子どもたちに何かあったらすぐに学校に連絡を入れてもらえるようにと。
でも逆に子どもたちが何かマナー違反とか目に付く行動をした時も同じように学校に連絡がきます、クレームとして。家庭の協力がなければ学校での教育、躾だけでは到底無理なのですが、クレームは真摯に受け止め出来ることをやっていくだけです。
ただ、このようなことがあると私は生徒たちを集めて注意するというよりも、どうしてダメなのかということと、自己防衛ということを伝えます。国が違えば文化、習慣も異なります。ましてや言葉がわからなければ誤解は当然です。いかに身を守るか、それは相手、相手の国、文化、習慣を知ることからですね。攻撃よりも防衛ですね。世の中理不尽なことが多いですから。
ムンド・デ・アレグリア学校HP
http://www.mundodealegria.org/